漢方の国際化

漢方は日本独自の医学

 漢方医学は日本独自の医学である。よく中医学と混同されるが、歴史的に見ると4〜5世紀頃、中国から伝来した後、日本独自の発達を遂げて現在のような漢方医学が形成された。「漢方」という言葉そのものが江戸時代にヨーロッパ唯一の交易国であったオランダから伝来したヨーロッパ医学(蘭学)に対して作られた造語である。

漢方に対する海外の関心

 近年の欧米における代替医療に対する関心は年々高くなってきている。米国国立衛生研究所に国立代替医療センター(National Center for Complementary and Alternative Medicine; NCCAM)が設立され、年間予算1億2千万ドルで運営されている。生薬治療も注目を集めており、複合生薬に対する研究にも関心を示し始めている。

欧米からの留学生の受け入れ

Silke Schaefer Cameron(ドイツ)
M.D. Ph.D
2001〜2002
現在 ドイツGottingen大学消化器内科学教室
Gregory A. Plotnikoff(米国)
M.D., M.T.S.
2001〜2007.10
現在 アボット・ノースウエスタン病院ヘルス&ヒーリング研究所
Lin James(米国)
M.D.
2004.11〜12
カリフォルニア州立大学アーバイン校レジデント
Jennifer Kim(オーストラリア)
2004.10〜11
ニューサウスウエールズ大学医学部学生
Lam Van(米国)
2005.9/1〜9/31
インディアナポリス大学医学部レジデント
Yana Gepshtein MS. RN. NP(米国)
2005.10/1〜2007.5
UCSF
現在San Diego Family Health Center
Ami Fazlin Sxed Mohamed(マレーシア)
2005.12/16〜12/24
マレーシア生薬医学研究所
Eki Edwards(米国)
2006.3/20〜4/3
マウントサイナイ大学医学部学生
現在マウントサイナイ大学麻酔科
Therese Hustad Hansson(デンマーク)
2006.4〜5
アウフース大学医学部学生
高鵬飛(中国)  インタビュー NEW
Ph.D
2006.10〜2011.3
中国・湖北中医学院中医内科修士課程卒
当センターにて博士号取得
Alexander Linke(ドイツ)
2007.1/9〜2/3
ドイツ ライプチッヒ大学医学部6年生
八代史子(米国)
2007.7/2〜7/30
米国ミネソタ州 カールトン大学3年生
Stefan Nagl(オーストリア)
2007.8〜9
グラーツ大学医学部6年生
朱世杰准教授(中国)
2007.11/12〜12/20
中国 中国衛生部 日中友好病院腫瘍科
Suyin Chi(米国)
2008.4.7〜5.2
テンプル大学医学部4年生
Yuna Han(韓国)
2008.6/30〜7/26
圓光(Wong Kuang)大学医学部6年生
Anthony Todd(英国)
2008.7/22〜7/25
英国鍼灸師
劉廣齊先生(LIU Guanchyi)(台湾)
2008.8/4〜8/30
台湾精神科医師
Min Young Lee(韓国)
2009.1/15〜1/30
延世大学医学部4年生
Gonzalo Cruz-Schiavone(米国)
2009.7/13〜8/9
テンプル大学医学部4年生
Sarah Nguyen(米国)
2009.7/1〜8/3
ジェファーソン大学医学部4年生
Charls Shinsuke Kato(米国)
2009.7/1〜8/3
ジェファーソン大学医学部4年生
Christoph Erich Moschik(オーストリア)
2010.4/27〜7/22
グラーツ医科大学歯学部
Carmel Mercado(米国)
2010.6/28〜8/20
ジョンスホプキンス大学医学部
Heather Grant(米国)
2010.7/20
ワシントン大学薬学部
Kwon Kye-yoon(韓国)
2010.1/12〜2/5
延世大学
Bi-O Joo(韓国)
2010.1/12〜1/22
延世大学
Yongwoo Jeon(韓国)
2010.1/25〜2/5
延世大学
Carmel Mercado(米国)
2013.8〜2014.3
ジョンスホプキンス大学医学部
Tobias Ahrens(ドイツ)
2014.12〜2015.1
デュースブルグエッセン大学医学部
Dunia Tonob(米国)
2015.12
デラウェア大学人文学部
マウリシオ グスタボ(ブラジル)
2016.12
サンパウロ大学医学部

国際内科学会でYoung Investigator's Awardを受賞

 2002年5月に京都で開催された国際内科学会にてSilke Schaeferらの発表した“Oxidative Stress in NO-mediated Signaling in Experimantal Diabetic Retinopathy”がYoung Investigator’s Awardを受賞した。

米国内科学会(ACP)にてInternational Poster Competitionにて優秀賞受賞

 2003年4月に開催された米国内科学会において渡辺賢治、Gregory A. Plotnikoffが発表したEffects of the Japanese herbal medicine Keishi-bukuryo-gan and 17_-estradiol on calcitonin gene-related peptide-induced elevation of skin temperature in ovariectomized ratsがInternational Poster Competitionにて優秀賞を受賞した。

海外との共同研究

Minnesota大学医学部
更年期障害のホットフラッシュに対する桂枝茯苓丸の研究でFDAの認可を受け、ミネソタ大学の倫理委員会で承認された臨床研究を行いました。
研究結果は北米閉経学会の学会誌であるMenopause, Vol. 18, No. 8, 2011に掲載されました。
Harvard大学医学部
ハーバード大学医学部、香港大学医学部、中国伝統医学アカデミーとの共同研究でNIHより助成を受けて研究をしています。
NIH International Planning Grant(R21)
U.S.-China-Japan Research Consortium on Herbal Medicine
平成17年度は新たな助成金申請をし、がんに対するアジアの生薬療法に関する研究を進める予定にしています。

慶應医学会での講演

2001年11月12日
演題: Herbal Medicinal Products in the EU (EUにおける生薬製品について)
演者: Prof. Konstantin Keller、Director, Federal Institute for Drugs and Medical Devices, BfArm

2003年6月24日
演題: Complementary and Integrative Medicine in USA.-Implication for Japanese collegues
演者: David M. Eisenberg, Director of the Osher Institute and Division for Research and Education in Complementary & Integrative Medical Therapies. Harvard University Medical School.

2004年8月24日
演題: People,Plants,and Drugs
An Introduction to Ethnopharmacology
演者: Dennis McKenna,Ph.D.
ミネソタ大学Center For Spirituality and Healing

海外からの来客

2005年6月27、28日
生命倫理教育セミナー(慶應)にて


(写真前列中央)University of MinnesotaのCenter for Bioethicsの教授のDr. Kahn
(写真前列右)University of WashingtonのAnna Mastroianni先生

2005年8月22日
ホワイトハウス代替医療諮問委員会議長James Gordon先生

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